エアコンの室外機は、雨風にさらされ汚れてしまうことを前提で作られていると考えられるが、掃除の必要性はあるのか。
素人では手入れできない場所に設置してある場合があり、メンテナンスは不要であると考えがちだ。
それらも考慮しながらご自身で掃除したり業者に依頼してきれいにした、またはきれいにならなかった体験談を参考にしてください。
ご自身でおこなう場合、自己責任でお願いいたします。
エアコンの設置工事や保守点検修理の業者として経験
私はエアコンの設置工事や保守点検修理の仕事をしています。
この仕事を始めてから21年になりますが、今までエアコン室外機の内部の掃除の依頼をお受けしたことはありません。
ただ、室外機の修理作業のついでに掃除をすることはあります。
まず室外機の外装を止めてあるビスを外します。
天面、前面、側面と進めていき外装を外します。
するとアルミフィン、ファンモータ、コンプレッサ、室外機基板が見えてきます。
アルミフィンが一番汚れます。フィンとフィンの間に埃やちりが入り込みますので、ブラシでこするか、エアコンプレッサーで吹き飛ばします。
フィンは曲がりやすいので注意が必要です。
万が一曲がってしまった場合フィンを真っ直ぐに伸ばす治具がありますのでそれを使用します。
アルミフィンは放熱する役目がありますので、掃除することで熱交換の効率が良くなり電気代の削減に効果が期待できます。
長野県40代男性の業者として掃除した体験談でした
(プロの方の方法ですので、素人の方は真似しないほうが良いですが、プロにお願いするとこのような感じでおこなっていただけるという参考としてみてくださいbyサイト管理人)
暖房の効率が悪いと思い、自分で室外機を分解して掃除
エアコンの室外機は、普段余り見ることの少ない屋根の上に設置してあるために、設置してから何年か経ってから見てみると、思いのほか汚れていることが多いです。
はじめ見た時は自分でおこなうには困難かと思えるほど、泥や埃が溜まっており、これでは冷暖房の効率が悪いと思い、自分で分解して掃除することにしました。
室外機はその設置場所から考えて雨水にさらされることが多いのである程度の防水性はあるのだろうと思い多少乱暴とも思いつつ、バケツやホースで水をかけてみました。
実際のところ、ある程度の泥や埃は落ちていくように見えるのですが細部をよく見てみると、それほど汚れが落ちていないのが見に見えてわかりました。
特に室外機のアルミフィンも内部の細かい目地の中まで汚れを落とすのは不可能であることが何度も水をかけているうちにわかり分解した部品をネジで止めて元通りにしました。
その後使用してみると、ちょっとは効きが良くなったように思えました。
大阪府40代男性の体験談でした
室外機から異音がしたため
室外機から異音が出ていたのと、大学では一応機械に触れていたため自分で室外機を掃除しました。
掃除内容については、まず簡単に外側のカバーを外しました。
その後、アルミフィンに泥か埃かわからない物体が詰まっており、ホースで放水した程度ではどうにもならないため、高圧洗浄機でアルミフィンを洗浄しました。
次に、大きなファンに付いていたゴミなどは、雑巾で丁寧に除去しました。ファンの軸にもゴミが絡まっていたため、マイナスドライバーなどを使用し徹底的にゴミを除去しました。
その後、パーツの組付けをおこない試運転してみましたが、異音は消えていました。
1年ほど経過しましたが異音は出ていません。
千葉県の20代男性の体験談でした
業者に室外機の掃除を依頼した体験談
もうすぐ暑くなってエアコンの出番が増える時期になります。
その前に少し室外機をきれいにしようと思い立ち、掃除をやろう張り切ったのはいいのですがやり方が分からなかったので携帯で検索しましたが、内部は業者さんにお願いしたほうが良いとのことだったので来てもらいました。
とても丁寧に作業してくれて使わないところはビニールで養生して中のプロペラや内部のゴミをきれいに取ってくれました。
掃除機やブラシや乾いたタオルを使い細かいところは歯ブラシのような細いブラシと針金みたいな道具を使っていました。
中だけお願いしたのですが外のフィンもきれいにしてもらい本当にありがたかったです。今年はエアコンがいつも以上に効きそうです。
埼玉県の30代女性の体験談でした
自分で室外機を掃除した体験談
室外機の掃除を年に数回、業者に頼まずに自分でやっています。
なぜやるかと言えば、それは外からみてもところどころ黒くなっているからです。
この黒色の異物は、雨に含まれていたり、風が運んだものです。
私が掃除をする理由は、外見をきれいにすることよりも、内部の掃除にあります。
アルミフインに黒色物のごみや埃・小さな砂粒がいっぱい溜まっていて、冷却効率を悪くし、場合によっては異音がするようになります。
まず、簡単な道具が必要になります。
爪楊枝と使いふるした歯ブラシです。
丁寧に詰まっている異物やごみなどを1時間ほどかけて取った後に、水道水を吹きかけると新品同様になります。
ちょっとした作業で快適な生活ができるのはとても良いことだと思っています。
大阪府の60代男性の体験談でした