簡単なエアコン洗浄スプレーの使い方

エアコン洗浄スプレー

正しい使い方でエアコン洗浄スプレーを使うことによって、実際に洗浄効果があるのか、また、どんなことが故障の原因につながるのかをゴールデンウィークを利用してやってみました!

一本400円程度のエアコン洗浄スプレーでエアコン内をきれいにすることができるとしたら、どんなに楽でお金のかからないことでしょう。

というわけで

  • エアコン洗浄スプレーと他に使う道具や順番の説明
  • どのくらいの汚れが取れるのか?(私の家の場合)

というところを画像付きで説明しています。

【エアコン洗浄スプレーははじめてで不安だわ】
【エアコン洗浄スプレーで十分な汚れが取れるか不安だわ】

など、使用に際して不安がある方は是非参考にしてみてください。
最後まで読んでいただければ、最低限のことはできると思いますよ!




エアコン洗浄スプレーの使い方要約と使う道具

作業順序

  1. アースのエアコン洗浄スプレーを購入(ドラッグストアで1本400円程度でした)
  2. 使用前に注意書きをよく読みます
  3. 部屋を換気させます
  4. エアコン洗浄スプレー使用時に洗浄液が周辺に飛び散ることがあるかもしれないので、それらにビニールなどをかけておきます
  5. エアコンのコンセントを外します
  6. フィルターを外します
  7. ドレンホース(室外機周辺にある、冷房運転中に水が出てくるホース)から汚水が出るので、その汚水を受けるものを設置します
  8. エアコン洗浄スプレーを5~6回よく振った後、アルミフィンにスプレーします
  9. しばらく放置させます
  10. フィルターを取り付けます
  11. ドレンホースから汚水が出てきた汚水を片付けます

私が使用した物

  • エアコン洗浄スプレー
  • 脚立
  • 掃除機
  • ビニール袋
  • マスク・保護メガネ(伊達メガネ)

基本的にはこのような順序・道具になりますが、慣れない作業ですので、丁寧にやると結構時間がかかります。余裕をもって作業したほうがいいですね。

具体的な使い方(画像つき)

前準備としてやること

エアコン洗浄スプレー缶に記載されている使い方や注意事項を一読されてから使用してください。

まずはコンセントを抜きます。コンセント・電源プラグにスプレーがかからないようにします。

前面カバーをずします。または上部に固定します。

エアコン前面カバー

アルミフィンの埃を取る

掃除機でアルミフィンに付着している埃を吸い取ります。

この作業は丁寧に、十分に行うことをおすすめします。

今回は時期的(ゴールデンウィーク)に冷房を使い始める前ですので、埃に水分がなく乾燥している状態ですので掃除機で吸い込みしやすかったですが、冷房を使用し始めた時期は埃に水分が付着しているため、掃除機では吸い込むことが難しくなっているかもしれません。

その時にはブラシなどで丁寧にかき取ると良いでしょう。このとき、カビや埃を吸い込まないためにもマスクは必須です。

アルミフィンに埃・カビが多いときには『エアコンカバーを完全に外してエアコン洗浄スプレーを使用する方法』も検討してください。この方法は工場勤務経験等がある機械の仕組みの知識がある方むけです。無理はしないでください。

アルミフィンの掃除

慎重にスプレーしよう

狙いを定めてエアコン洗浄スプレーを噴射させます。(カバー枠にかからないようにしましょう)

エアコンカバー枠

発泡作用でジュワーという音が1~2分程度続きます。これが洗浄効果につながっていると思います。

エアコン洗浄スプレー噴射

ドレンホースから汚水が出てきます。

今回はわかりやすいようにビニールの上に出てくるようにしたのですが、エアコンがあまり汚れていなかったのか、汚水はあまり汚れていませんでした。

ドレンホースからの汚水

よく見ると出てきたばかりの汚水はまだ発泡してます。また、思っていたよりも粘度がなく、水っぽいです。(上の画像とは違う画像です)

洗剤の発泡作用

洗剤に粘度が少ないということは、アルミフィンやドレンパン内に埃が蓄積されていなければ、それらが詰まって水漏れの原因になる可能性は低くなりますね。

使用後の状態

エアコン洗浄スプレーしてから5時間後の状態です。

スプレーしたところと、していないところはまだはっきりしています。

このことを考えると、洗浄剤にはアルミフィンに吸着・コートする成分があり、それが香りになっているのではないかと考えられます。

洗浄後のアルミフィン

まとめ

今回使用してみて、気を付けて慎重に作業すれば、費用対効果はそれほど悪くはないと感じます。

しかし、この洗浄スプレーはあくまでもアルミフィンのみの洗浄で、肝心のファンは掃除できないようですので、ファンが汚れている場合にはファン用に別の洗浄剤を購入する必要があります。

また、今回のような汚れが少なく、アルミフィンの露出面積が広いタイプではなく、

  • 埃・カビまみれのエアコン
  • 空清ユニットが付いたエアコン
  • フィルター自動お掃除機能付きエアコン

の場合には、効果はどうなのだろうか。

ネット上では故障しやすいから使用は控えようという情報もあります。今回、これらの作業が故障につながる原因について考えてみましたので、『エアコン洗浄スプレーを使用時に故障につながる原因』を参考にしてください。

今、ご自宅のエアコンを眺めて、このアースのエアコン洗浄スプレーを使用すべきかどうかの判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。

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